多くの香港映画のアクションにも取り入れられてきた拳法・詠春拳。元々、実用性重視の拳法だった詠春拳は、時代とともに多様な変化を遂げてきたが、現在伝わっている詠春拳のほとんどは、ひとりの師によって発展、整理された門派の流れをくむものだという。その達人こそが清朝末期の武術家・梁贊(リョン・チャン)だ。そのため梁贊は、詠春拳の中興の祖と呼ばれ、“詠春拳王”と称えられている。
主人公の梁贊に扮するのはカンフースター、ユン・ピョウ。ユン・ピョウはかつて、サモ・ハン・キンポー監督作『ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー』でも梁贊を演じている。この映画ではユン・ピョウがサモ・ハンから詠春拳を学ぶが、本作ではサモ・ハンの実子ティミー・ハンがユン・ピョウに弟子入り。そんな演出もファンには嬉しい見所だろう。さらに、『キル・ビル』シリーズのリュー・チャーフィー、『カンフーハッスル』のユン・ワー、『セブン・ソード TVシリーズ』のレオン・カーヤンなど、カンフースターが大挙出演。
多数の実在した人物に扮して本格カンフーの妙技を披露し、迫力満点のアクションで物語を盛り上げている。また、本作に出演しているリー・ホイサンは、詠春拳の名手でもあり、その腕をかわれて、詠春拳顧問としても参加している。多くの香港映画にも取り入れられてきた独特の手技を始め、リアルなアクションシーンも見所のひとつだ。
傷を負った師匠の仇を討とうと奔走する中、殺人事件に巻き込まれ、自身の潔白と門派の名誉をかけて立ち向かう伝説の拳王・梁贊。その若き激闘の日々を迫力のカンフーアクション満載で描いた傑作TVシリーズ。
原題:佛山贊師父〜Real Kung Fu/製作年・国:2005年・香港
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